1月のまとめ (Jan. 2022)

光陰矢の如し。2022年もあっと言う間にひと月が過ぎ、私はといえば、ブログ書く書く詐欺が横行している。娘は9ヶ月になり、つかまり立ちからそろそろ自立しそうだ。前歯が上下2本ずつ生えて何でも噛み付いている。部屋のあらゆるものは涎まみれで、TVリモコンがお気に入りだ。

この投稿は、そんな「あなたがこれぐらいの大きさだった頃、こんなニュースがあったよ」ということが後から知れるように、今月個人的に気になったニュースをまとめていく。私の関心事なので、編集にはすごく偏りがある。

気になったニュース

1/12 : Yahoo! Japanがリモートワークを更に促進させ、居住地の指定を更に緩和

数年後には当たり前になっているのかもしれないが、リモートワークがますます定着した印象的なニュースだった。

Yahoo! Japanはそれまで”午前11時までに出社できる場所”だった居住地指定が国内のどこでも良くなり、月15万(非課税上限)までが交通費として支給される。「Pay for performance」という考えに基づくとあるが、まだまだこうした考えによる企業経営は日本では珍しいと思う。

1/28  : コロナの感染者数が全国8万人、東京1.7万人

21年夏に東京オリンピックが実施後、東京都内での新規感染者数は8/13の5,908人がそれまでのピークだった。しかし、年明けからコロナの変異種であるオミクロン株が猛威を奮い、都内で17,631人と3倍まで膨れ上がる。4人に1人はワクチン接種対象外である子供を中心に罹患し、そこから家庭内感染というのが背景といわれる。保育園も休園が相次ぎ、出社できない会社員が続出というが、この期に及んでリモートワークを推進しない企業は5万とあり、まだまだリモートワークはスタンダードではない。なお、家庭に乳児がいると仕事にならないことは上述のように事実。。。

1/15 : NETFLIX 2014年以来、6度目の値上げを北米で実施

→翌週1/22の決算では、新規ユーザが伸び悩みが懸念され、508ドルから397ドルへと-22%

映像コンテンツが見放題になって久しいが、その契約者数はコロナ禍で急激に伸びた。その進捗率に頭打ち感が出たのが先の決算だったが、売上目標や独自コンテンツの拡張・競争力強化には、値上げが不可避だったのだと思う。

なお、イカゲームなど韓国系のコンテンツが躍進する中、日本制作のコンテンツは題材の遺族と揉めたり、50kg増量を役者に要求したりと、視聴前から見るに堪えないニュースが横行していて、サービス継続にいつも疑問を持っている。

1/13 : 米国でインフレが深刻化

Netflix値上げの直接の影響では無いが、米国はコロナ禍による人手不足から賃金少々でインフレが加速している。年内の利上げによる対策は、より明確になっている。ざっくり説明すると、賃金を上げるためには売り物の値段が上がる。これが急激に進むと問題なので、事業者が銀行からお金を借りる際の利率コントロールにつながる金利を上げて、ジャンジャンバラバラお金を借りにくくするというのが利上げだそうだ。もちろんこれも急ブレーキになると問題なので、ここ数年「やるよやるよ!」とずっと言われているが、いよいよ実施される様相だ。ブレーキ踏むほど好景気なアメリカ(というと語弊があるが)と比べ、日本の購買力は人口減少を背景にどんどん遅れをこの頃からとっているのが、この二つのニュースだ。

1/15 : トンガ周辺海域の海底火山が大噴火

「あっ、地球終わったかも?」と一瞬思うぐらいの大噴火が、ポリネシア、ニュージーランドの北東はトンガの周辺海域で起きた。この影響により、海底の通信ケーブルが破断。人口10万人のトンガ王国と一時通信不能になった。15mの津波が押し寄せ、今後は火山灰などで南半球の作物が不作・食物高騰化や地球の寒冷化が懸念されている。月末時点では何か大きな影響が波及しているようではないものの、現地の衛星写真などを見ると、東日本大震災が思い起こされ居た堪れない気持ちになる。

1/5 Ghost of Tsushimaが売上800万本を達成

ゲームに関する話題。

Ghost of Tsushimaはアメリカのゲームメーカーでソニーの子会社であるSucker Punch Productionsが開発したゲームで、元寇を題材とした対馬を描いている。日本の美意識を、アメリカのゲーム会社がここまで表現するのかと話題になった一作だが、2020年8月に発売されたから、22年の年明けに800万セールス達成が一つの話題になった。

1/18 MicrosoftがActivision Blizzardを買収

さて、Sucker PunchはSony(SIE)の子会社にあたるが、Microsoftも自身のゲームプラットフォームを拡大すべくCall of DutyやDiablo、Hearthstone など多くのコンテンツを持つActivision Blizzardを買収した。直近ではFall OutやThe Elder Scrollsを手掛けるBethesdaも21年に買収され、思い起こせばあのMinecraftも14年に買収されている。この背景には、自社プラットフォーム内にて定額のゲームサービスを展開する思惑があるとされる。まだまだPC/コンソールゲームは買い切りが主流だが、今後この業界はどう変化していくだろうか?

今月の名盤

今月の写真

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