無印良品 | 超音波加湿器 MJ-UH1

妻の実家に帰った際に、加湿器を買った。1.ちょうど新製品だったのと、2.間に合わせで買うには値頃だったこと、3.自宅に持ち帰っても良いなと思えるデザインから即決した。

良かった点(デザイン・使いやすさ)

これまで加湿器は±0のドーナツ型(加熱式)、CADO STEM300の超音波式と使っているが、改めてシンプルなデザインをこの価格で買えるのは良かった。質感は値段相応だが、すっきりとした見た目のものは意外と市場に少ない。季節家電とはいえ、家の中に馴染みやすいデザインかどうかは、重要だといつも思う。

また給水のしやすさは、上から注ぐだけなのが加湿器として評価が高い。次々注げるので、ついメンテナンスを疎かにしてしまう点は要注意だが、リモートワークで日中も稼働させる予定の人には決め手の一つになるだろう。また細かいところだが、ACケーブルをすぐ抜き差しできるかは、そのメンテナンスを考える上で意外と重要な要素だったりする。

給水しやすい、正義
電源オンは長押し

気になる点

サイトのレビューにもあったが、稼働音は44dbほどある。加熱式を使っていると同様の音量があるのだが、単調な”ジーー”という感じの音なので、寝る時、不快に感じる人は不快かもしれない。ただ加湿器は夜通しつけておくと、朝方には部屋の結露の要因になるので就寝2時間ほどで切ったほうが良いそうだ。では、この価格でタイマーが付いているかというと、加湿量の3段階設定以外にないので、潔く切ってしまう他ない。

また、筐体が軽く、タンク部分とモーター部分の接点も浅いので、水を入れたまま運ぶと若干心許ないのは気になる点だった。メンテナンスで拭き上げなどしたら、設置してから水を注いだほうが良いと思われる。給水量がそこまでないので問題ないが、大型のものだと給水ポットなどを介するのが面倒だったりする。

さて、実家から持ち帰る気でいた本製品だが、義母に気に入られたようですっかり置き土産となった。6畳までちょうど良い加湿量のある本品、色々惜しいところはあるものの、この値段なら、未設置の別室など、一つ置く分には最適かもしれない。